タイピング

こんにちは、えむです。

 

今回は、ネットビジネスを始めるのなら、「ブラインドタッチ(タッチタイピング)」は習得すべき必須のスキルであることと、どうやって習得すればいいか、についてお話していきます。

この記事を読んだら、ぜひ、そのままの勢いでタイピングの練習を始めてくださいね!

ブラインドタッチ(タッチタイピング)とは?

「ブラインド」には、「目が見えない」という意味があります。つまり、手元のキーボードの文字を見ることなく、指先の感覚でキーを入力するスキルのことです。このスキルの呼び方としては、「ブラインドタッチ」の方が有名ですかね。

 

これから、このブラインドタッチ(タッチタイピング)の重要性や習得方法について述べていきます。が、その前に、ブラインドタッチ(タッチタイピング)に関連して、えむが少々驚いたエピソードがあったので、少しお話します。「そんな話に興味はないよ!」って人は、飛ばしてくれていいですよ~。

えむが前職で驚いたこと

ショック

えむは、前職で出版社に勤めていました。当時は、原稿管理がアナログからデジタルに完全移行する過渡期みたいな感じで、紙原稿とデジタル原稿が入り混じってたんです。

 

すべての紙原稿をデジタル原稿に移行させるためには、紙原稿の内容を文字起こしするという根気のいる作業をしなくちゃいけませんでした。まだ、OCR(紙の文字を読み取ってテキストデータに変換してくれるソフト)の精度も高くなかったですしね~。

 

ただ、人手不足の社内では、新しいものを生産するわけではない作業に人員を割く余裕がなかったので、「じゃあ、バイトを雇おう」ということになったんです。折しも、大学生の長期休みにタイミングが合ったので、20歳前後の人の応募が多かったですね。

 

で、求めるスキルはタイピング能力なんで、応募してきた人にタイピングテストをしたんですよ。そうしたら、何と、ほとんどの応募者がブラインドタッチができなかったり、できてもものすごーく遅かったり、という散々な結果だったんです。

 

結局、バイトを雇うことは取りやめになり、文字起こしは社内の人間が分担して少しずつ行うことになりました。

 

「若い人ならタイピング得意そうなのに…」と上司は首を傾げていましたが、よくよく応募してきた人に話を聞いてみたら、「調べものなんかはスマホで済ませるので、パソコンをほとんど使わない」という答えが返ってきたんです。つまり、「親指を使ってスマホですばやく文字入力することはできるけど、パソコンのキーボードで入力することができない」ということですね。

 

思わず、「なるほど!」と思っちゃいましたけど、同時に「おいおい、社会に出たとき大丈夫か?」と思いましたね(汗)

 

えむが学生だった頃は、ガラケーしかなかったですし、調べものやレポート提出などでパソコンは頻繁に使ってました。特にブラインドタッチを授業などで習ったことはありませんでしたが、必要に応じてというか、「できたらカッコいい!」という感覚で、自分で勝手に練習してましたね~。

 

まぁ、今時の学生のすべてがキーボードに不慣れということはないでしょうが、少なくとも、「スマホは扱えるけどパソコンになるとてんでダメ」という人が一定数いることは確かなようです。

 

とりあえず、「スマホだけで仕事ができる」という環境は現時点ではあまりないでしょうから、やっぱりパソコンのタイピングに慣れておくことは重要ですね!

ブラインドタッチ(タッチタイピング)ができた方がいい理由

おすすめ

タイピングスピードが上がる

手元のキーボードの文字を見ながら入力するのと、見ないで指先の感覚だけで入力するのとでは、明らかにスピードが違います。そして、スピードがはやくなれば、それだけ入力できる文字の数も多くなります。

作業効率が上がる

先ほど、ブラインドタッチができるようになれば、入力できる文字の数も多くなる、と述べました。それは、ネットビジネスにおいて、「執筆できるブログ記事やメルマガの数が増える」ということにつながります。

ストレスが減って、タイピングが楽しくなる

これは、実際にできるようになればわかることなんですが、手元のキーボードの文字を見ないでタイピングができるようになると、すっごく気持ちがいいです。そうなると、タイピング自体が楽しくなってきます。

やっぱり、「カタッ…カタカタッ」とタイピングでまごまごするよりも、「カタタタタッ」とスピーディーに入力できた方が、カッコイイですしね。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得する方法

タイピング

基本の「ホームポジション」を確実に覚える

まずは、指の基本的な置き方「ホームポジション」を確実に身につける必要があります。

 

「ホームポジション」とは、下図の赤枠で囲った8個のキーに決まった指を置くことです。A~Fの方には左手の小指~人差し指を置き、J~+の方には右手の人差し指から小指を置きます。この指の置き方が基本で、そこから指を動かして文字を入力していくのです。ちなみに、「F」と「J」のキーには突起のようなものがついていると思いますが、それは「このキーに人差し指を置く」という印です。

 

キーボード

手元を見ないことを意識する

練習し始めたばかりのときは難しいとは思いますが、とにかく指先にキーの位置を覚えこませることが大事なので、手元のキーボードの文字を見ずに入力の練習をしていきましょう。

「どうしても目が行ってしまう」という時は、少々力技ですが、キーボードに指を置いた状態で、その上から紙やタオルをかけるなどして、物理的に見えないようにしてしまいましょう。

無料ソフトでひたすら練習する

指の置き方と手元を見ないという意識の確認までできたら、後はひたすら実践です。タイピングの練習には、無料のタイピングソフトを使うのが良いでしょう。

 

まず、「ホームポジション」やそこからの指の動かし方に自信がないタイピング初心者には、「美佳のタイプトレーナー」という無料タイピングソフトがおすすめです。このソフトは俗に「美佳タイプ」と呼ばれ、「タイピングの練習と言えばこれ!」と言われるほどに有名なソフトです。タイピングを、1からに丁寧に練習することができます。

 

美佳のタイプトレーナーのダウンロードはこちら
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美佳のタイプトレーナー

 

ある程度、基本の入力ができるようになったら、次はローマ字入力の練習に入りましょう。

 

一応、キーボードではローマ字入力とかな入力ができますが、かなよりもローマ字の方が使う文字数が少ないので、指の位置を覚えることが楽です。だから、ここではローマ字入力を覚えることを前提にして、それ用の無料ソフト「寿司打」を紹介します。

 

タイトル通り、回転寿司のように左から右へ流れていく寿司に関係する画像が画面から消える前に、出てくる単語を入力するというタイピングゲームです。ゲームですから、楽しみながらタイピングを練習できるのでおすすめですよ♪

 

寿司打のリンクはこちら
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寿司打

番外編:ブログの記事などを写経する

無料タイピングソフトを使って練習することに飽きたなら、他のサイト(ブログ)の記事を、写経するかのように写しながら入力するというのも有効な練習方法です。

パソコンの画面半分に他のサイト(ブログ)の記事を、もう半分にWordなどのテキストを入力できるソフトを立ち上げておきます。それで、横の記事を読みながらその文を写して入力するのです。

記事を見ながら入力しないといけないので、手元のキーボードの文字なんて見てられないですから、数をこなしていけば、自然とブラインドタッチができるようになっています。

最後に

いかがでしたか?

ブラインドタッチ(タッチタイピング)の重要性について、理解していただけたでしょうか?

 

パソコンを使って情報発信するのなら、とにかく文字をすばやく正確に入力する技術は絶対に必要です。ちゃんと習得するまでは地道に練習するほかないのですが、自分の思うように文字が打てるようになると、とても気持ちが良いですよ♪